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青春歌年鑑 戦前編 昭和3年~8年

幌馬車の唄

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作詞:山田としを 作曲:原野為二(池田不二男)
唄:和田春子(渡瀬春江)

1

夕べに遠く  木の葉散る

並木の道を  ほろぼろと

君が幌馬車  見送りし

去年(こぞ)の別離(わかれ)が  永久(とこしえ)よ

2

想い出多き  丘の上で

遠(はる)けき国の  空眺め

夢と煙(けむ)れる  一年(ひととせ)の

心無き日に  涙湧(なみだわ)く

3

轍(わだち)の音も  なつかしく

並木の道を  ほろぼろと

馬の嘶(いなな)き  木霊(こだま)して

遥か彼方(かなた)に  消えて行(ゆ)く

昭和七年ごろ大人の唄いを追いながら覚えた歌でしたが
七十余年過ぎし今日、朧気な記憶を甦らせ感慨深い歌、
資料は台湾の欧さんにお手数をわずらわして有り難う
あらためてお礼申し上げます。
曲譜更新:01:13 2008/05/16

この懐かしい思い出の歌が過ぎし白色恐怖時代に決別の歌として唄われた。
刑の執行に臨みご本人と餞別の同窓?とが合唱し泰然として刑場に赴く
悲壮な場面に使われた感慨深いメロディーであった。