遥(はる)か遠(とお)くまで来(き)たね 彼方(かなた)続(つづ)く道(みち)の
先(さき)に繋(つな)がるものさえ 今(いま)はまだ分(わ)からないの
いつか思(おも)い描(えが)いてた そんな未来(みらい)は無(な)く
けれど現実(げんじつ)という名(な)の 歯車(はぐるま)は回(まわ)り出(だ)す
あと10年(じゅうねん)もう100年(ひゃくねん) 過(す)ぎれば
変(か)わりゆく この世界(せかい)
僕(ぼく)らもうここに いないけれど
守(まも)りたいものがある
繰(く)り返(かえ)す憎(にく)しみと
愚(おろ)かな人々(ひとびと)の争(あらそ)いも
やがて薄(うす)れゆく 思(おも)いならば
この国(くに)を愛(あい)せるだろう
ひとりまたひとり友(とも)は 遠(とお)く離(はな)れてゆく
幾度(いくど)無(な)くし続(つづ)ければ
悲(かな)しみに慣(な)れるのかな?
昨日(きのう)より少(すこ)し空(そら)は 低(ひく)く映(うつ)るけれど
けっして かけり無(な)き笑顔(えがお)
いつまでも消(き)えないで
あと少(すこ)しもう少(すこ)し歩(ある)いてみようかな この先(さき)に
めぐりあうものが 運命(さだめ)ならば
僕(ぼく)はまだ終(お)われない
あと10年(じゅうねん)もう100年(ひゃくねん) 過(す)ぎれば
変(か)わりゆく この世界(せかい)
僕(ぼく)らもう いないけれど
変(か)わらない想(おも)いがある
戻(もど)れない 帰(かえ)れない
この道(みち)の その先(さき)へと
終わり