幼い頃は胸いっぱいに
夢を見なさいと言っていた大人たちが
年を取るにつれて
「現実を見なさい」と煩く繰り返した
誰がわざわざあんたらと
同じ道を辿るもんか
なんにもわかっちゃいない
舞い上がる
夢見がちな少女
空へ
その手足はただ
ぶら下がっているだけのものじゃない
どんな醜い姿でもいい
自分の意思でちゃんと歩け
自分の道も自分で
決められないような奴が
見る夢はもうどこにもない
あらかじめ決められた道があると
思って生きてる奴らの
虚しい行き先だけが
そう
決まっている
幼い頃は胸いっぱいに
夢を見なさいと言っていた大人たちが
年を取るにつれて
「現実を見なさい」と煩く繰り返した
自分の頭の中の常識しか
信じられないような奴等に
踊らされんな
好きに踊れ
舞い上がる
夢見がちな少女
空へ