お顔だけが取り柄(え)の
負(ま)けを知らない美しき姫
頭を麻痺(まひ)させる
甘い甘い香りを撒(ま)いて
甘いだけが得意(とくい)な
負けを知らない愛しき姫
涙を流してみれば
敵(てき)は全て飲み込まれてく
伸ばした手、永遠に
届くことはなくて
待ち望(のぞ)んだ時さえ
無常(むじょう)に過(す)ぎ去(さ)っていく
君の作(つく)る笑顔に
今夜(こんや)も騙されて
ひと時の夢のような
世界が消えてくよ
夢から目覚めた
僕に残るのは
かすかな温もり
たったそれだけで
君が側(そば)にいない 君が側(そば)にいない
僕だけのものに 僕だけのものに
伸ばした手、永遠に
届くことはなくて
待ち望(のぞ)んだ時さえ
無常(むじょう)に過(す)ぎ去(さ)っていく
君の作(つく)る笑顔に
今夜(こんや)も騙されて
ひと時の夢のような
世界が消えていく
伸ばした手、永遠に
届く事はなくて
今夜(こんや)も騙されてた
ひと時の夢が消えて