吉他社

曖昧ばんび~な

世界のはじまり

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振り払おうとして、また繰り返した日々の
理(ことわり)をなんという言葉で、埋め尽くそう

そっと大きな雲が 今僕らを包んで

思い出せない景色の中で
心の奥に仕舞うように
溢れた涙、零れ落ちるたびに
僕らはすぐに、忘れてしまう

木漏れ日に映した青い蜃気楼のように
積み上がる雲が一面、埋め尽くした

もっと広い世界が
 (まだ僕らを待っている?)

思い出せない景色描いて
心の奥に仕舞うように
溢れた涙、零れ落ちるたびに
僕らはすぐに、忘れてしまう

下る坂道を、
風になびく君の前髪を、
うたかたの日々を映した
陽炎を、

(僕はまだ)

思い出せない記憶のように
心の奥に仕舞い込んで
涙溢れて、零れ落ちるたびに
君の姿を忘れてしまう