視界を邪魔するノイズ達に もう蝕まれたくはないし
異常気象が生み出す時代に 絶望もしたくない
飛び越えては 追い抜いてく
閉ざす雲も迫る波も不浄の空も 全部切り裂いて
済み渡った風に乗って 自由に翔ばたき 夢を捜すよ
「僕」であるために
気付けば何時しかノイズ達が 辺り包み隠していたんだ
隙間を縫って擦り抜けるだけの 日常なんか要らない
感覚さえ晦ますほど 叩きつける太陽の光の粒を 身体中に浴びて
高く高く舞い上がるよ 溢れる鼓動が奏でるメロディー響き渡る 大空へと
憧れるなら 手を伸ばして
悔しいなら 蹴り出せばいい
立ち竦んでは望めない未来の地図を 手に入れてみせるよ
「僕」であるために――