しゃぼんのサラマンドラ【泡泡里的沙罗曼蛇】
― FILE 1 decoded ―
人類、お元気ですか【人类,你们好吗?】
父が残した浄化システムは【父亲留下的净化系统】
この星が生きている限り【只要这颗星球尚存】
何百年でも動き続けます【哪怕几百年也会持续工作下去】
そして星もまた このシステムにより【而星球也会依靠着这个系统】
生きながらえています【得以存活】
あなたの時代では その存在自体を知っている人さえ【在你所在的时代 可能已经连知道它的存在的人】
もういないかも知れませんね【都没有了吧】
ところで 私のサラマンドラたちは【对了,我的沙罗曼蛇们】
人類と仲良く暮らしていますか【与人类相处得还好吗?】
“永久に浮かぶ”と書かれた図面に従う【按照写着“永远漂浮”的蓝图】
スフィアに抱かれ生まれた無垢なる とかげよ【被球体环抱着诞生的纯真蜥蜴啊】
透明の極彩色を 弾く水面 眼を抉っても【透明的五彩缤纷 在水面轻弹 即使被剜去了双眼】
いのちを吹き込めよ そら 風に乗れよ【将生命灌注啊 乘风而去向天空】
赤から青へ 緑から黄へ【从红变蓝 由绿转黄】
飛び移る しゃぼんの群れを 駆け上がって【来回飘荡 成群的泡泡 腾空而起】
雨は大地へ 虹なら虚空へ【雨露洒落大地 彩虹跨上苍穹】
螺旋描いて 僕ら 飛ぼう【画出螺旋轨迹 让我们翱翔】
― FILE 2 decoded ―
泉の水が虹色に輝くことに【有没有对泉水是彩虹色的】
疑問を覚えたことはありますか【产生过疑问呢】
たとえば もしも水が無色透明になったとしたら【比如 如果水变成无色透明的话】
不安を覚えますか【有没有这种不安呢】
虹色の輝きは システムの副作用によるものです【彩虹色的光辉是由于系统的副作用】
水の本当の色は 誰にもわかりません【而水真正的颜色 没有人知道】
ただ あなたが生きる時間の水は【只是 在你所生活的时代里的水】
虹色なのです【是彩虹色的】
“かくて浮かぶ”と 泡になぞらえた算法で【“就这样漂浮”以仿照泡泡的演算法】
神秘の序列を正して安らぐ とかげよ【将神秘的序列纠正安定的蜥蜴啊】
爪先のナノの戦士を 屠る風が 喉 掠めても【趾尖上的纤毫战士 即使被屠戮的风掠过咽喉】
愉悦の香にむせび 今日も 舞い踊れよ【也要在愉悦的芳香中哽咽 今日依旧翩翩起舞】
ハーブとミルクと 花と果実と【药草与牛奶 鲜花和果实这些】
身に纏う その鱗は イミテーション【裹于身上的鳞片只是伪装】
夢魔を遠ざけ 清き水 浴びて【让梦魔远离 沐浴清澈泉水】
波紋に沿って 君と行こう【沿着波纹 与你同行】
神獣の留守の泉に 遊ぶ子らの姿 消えても【神兽留守的泉边 即便不再有玩耍孩童的身影】
祈りを吹き込めよ そら 風に乗れよ【也将祈祷倾注 乘风而去向天空】
赤から青へ 緑から黄へ【从红变蓝 由绿转黄】
飛び移る しゃぼんの群れを 駆け上がって【来回飘荡 成群的泡泡 腾空而起】
雨は大地へ 虹なら虚空へ【雨露洒落大地 彩虹跨上苍穹】
螺旋描いて 僕ら 飛ぼう【画出螺旋轨迹 让我们翱翔】
赤から青へ 緑から黄へ【从红变蓝 由绿转黄】
飛び移る しゃぼんの群れを 駆け上がって【来回飘荡 成群的泡泡 腾空而起】
雨は大地へ 虹なら虚空へ【雨露洒落大地 彩虹跨上苍穹】
波紋に沿って 君と行こう【沿着波纹 与你同行】
― FILE 3 decoded ―
システムの障害回復機構 それが彼らの役割【系统的故障恢复机制 那就是他们的角色】
獄中の父に代わって 私が残した DNA です【是我代在狱中的父亲 留下的DNA】
誰にも知られることもなく【不必任何人知道】
彼らとシステムが星を守り続けるでしょう【他们和系统也会继续守护星球的吧】
私はそれを誰かに知ってほしいとは思いませんし【我并没有希望会有谁知道】
触れずにいてほしいわけでもありません【也不是希望它不为人知】
でも このメッセージを開くことができたあなたには【但是 对打开了这条信息的你】
教えたい秘密があります【有一个要告诉你的小秘密】
虹色は綺麗に映る瞳は【能漂亮地映照出彩虹色的眼睛】
サラマンドラと遊んでくれた人だけのものなんですよ【是只有和沙罗曼蛇玩耍过的人才有的哦】