始まりのべル 鍵をかける音
流れゆく間に大人になる
走り はしゃぎ 過ごす日々が
遠ざかるときがくる
ここで出した答えを
ああ どこかで語り継げたら
迷いながら歩く人波を
照らし出す光になれるよ
揺らぐ空に昇る朝日から一番星まで
振り返れば懐かしい景色
隣には前を向く君が
包まれてたグリーンべルトの先
続く明日を目指してる
図書館の中 並ぶ本棚に
未知を残して飛び立ってゆく
同じ道を帰る僕ら
知ったことは違って
時にずれる気持ちを
ああ 笑顔で認め合えたら
ただそこで守られていた
鳥たちが渡りだす日のように
青一面のむこう広がる きっと
変わりながら伸びる影法師
陽が射して心も晴れるよ
高い空にかかる霞から覗く太陽へ
ありふれてた放課後の声が
隣から今も聴こえてる
さざめく街 吹きすさぶ風に
向かう勇気はこの胸に