繰り返すだけの退屈な日々をノックして
気付けば君は目の前にいた
僕の居場所もそこから見える景色も
君が優しく教えてくれた
君を見送るのは悲しいけど
今はまだ泣くには早いみたいだ
取り残された世界で
独りになるのが少し怖くて君を求めた
さよなら色の向こう側
夢から覚めても
等身大の僕で居られるように
君が変えてく鮮やかな日々に恋をして
気付けば君の虜になってた
どんな言葉もまるで魔法みたいだった
君のお陰で強くなれたよ
こんな日が来ると解ってたのに
現実をどこかで拒んでいるの
手を伸ばしても届かない
君に伝えたい想いがまだ山程あるのに
さよなら色の向こう側
僕を埋め尽くす
過去は誰かに預けておくよ
あれからいろんな事があったけど
もう二度と君には会えないんだね
胸を張って生きていくよ
笑顔で手を振る君の姿を目に焼き付けて
さよなら色の向こう側
「いつかまた会いましょう」
そう言って君はこの世界を閉じた