廻り続ける時計の針が
刻んでゆく刹那を
動き始めた心の音が響いている
その日々は幼い頃の記憶の隅
隠して
過ぎてゆく程
失ってしまう夢のよう
泣き出しそうな気持ちが胸を
縛り付けてしまっても
過去を廻り巡る言葉の意味を
私は気づいていたはずよ
誰にも気づかれず
儚く消えてしまう
その弱い心を見つけて
あなたが今その手を
伸ばせばきっと
信じていられるから
流れ続ける心の
波を辿ってゆく刹那を
通り過ぎたら
見えてくる貴方の面影
優しい風は私の髪を
撫でて通り過ぎて行く
どんな未来だって怖がらないと
私は決めていたはずよ
あなたに伝えたい
気持ちはどこまでも
そうあの日見つけた世界は
私がいまこの手を
伸ばせばいつか
描けると知ったから
悲しみだけが広がってゆく
それは言葉を失う程
受け止めてゆくこの痛みも
戻るわあの人の元へ
だから
誰にも気づかれず
儚く消えてしまう
その弱い心を見つけて
あなたがいま
その手を伸ばせばきっと
信じていられるから
あなたに伝えたい
気持ちはどこまでも
そうあの日見つけた世界は
私がいまこの手を
伸ばせばいつか
描けると知ったから