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月を歩いている

セロ弾き群青

Track 12.セロ弾き群青
作詞:n-buna
作曲:n-buna
編曲:n-buna
翻译:池薇曼

何処で間違えたんだろうな
【哪里出了错呢】
気付いたら仕事もなかった
【回过神来连工作也没】

給料袋の代わりに貰えたのは落第の判子だけ
【代替工资袋得到的只是留级的印章】

床に散らかったゴミを片付けることすら面倒だ
【就连收拾散落在地板上的垃圾也觉得麻烦】
人間に戻る気なんてなく
【没打算着变回人的样子】
日々ネットとゲームだけ
【每天只是上网和打游戏】

部屋の隅に立てかけられたセロは
【放在房间角落的大提琴】
今じゃ物干しの竿の代わりだ
【现在不过是当成晾衣杆】

捨てないだけだ
【只是不丢掉罢了】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】
あの頃に戻ったみたいに部屋が泣いている
【好像回到那个时候一样房间在哭泣着】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】
思い出にこびり付いた雲が青く揺れる
【附着在回忆里的云翳蔚蓝地摇曳】

何処で間違えたんだろうな
【哪里出了错吧】
才能がないと知ったときか
【是知晓自己没才能的时候】

右耳が聞こえなくなったときか
【是右耳开始听不见的时候】
あのオーケストラを辞めたときか
【还是退出那个管弦乐队的时候呢】

ある夜街を歩いていたら
【某天夜里走在街上】
スリにあった困惑した
【遇到扒手茫然不知所措】

盗まれたのは生活費だけじゃない
【被偷掉的不只是生活费】
人間の心がなくなった
【作为人的心也丢掉了】

道行く人の胸ぐらを掴んだ
【抓住行人的前襟】
誰でもいいから返せと叫んだ
【大叫着谁都好把它还给我】

返してくれよ、優しさってのを
【还给我啊,把叫做温柔东西】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】
あの頃に戻ったみたいに部屋が泣いている
【好像回到那个时候一样房间在哭泣着】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】
想い出にこびり付いた雲が青く揺れる
【附着在回忆里的云翳蔚蓝地摇曳】

前を向かず歩かず止まってることがいけませんか
【不朝向前方不再行走只停步着不行吗】
いつまでだって褪せない想い出を
【把无论到何时都不褪色的回忆】
愛したままじゃ駄目ですか
【保留着爱过的样子难道不行吗】

春を歩いて、街を歩いて、夜を歩いて、
【走过春天,走过街道,走过夜晚】
やっとわかったんだ
【终于醒悟】

あぁ、もう一度だけ
【啊啊,再一次而已】
もう一度だけ
【再一次而已】

「セロが弾きたい」
【“想拉大提琴”】

春の咲いている、胸が泣いている
【春天绽放着,心在哭泣着】
汽車に乗る僕は往く、何か言う君が見えなくなる
【搭上火车的我将前行,想说什么的你变得看不见】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】
あの頃に戻ったみたいに部屋が泣いている
【好像回到那个时候一样房间在哭泣着】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】
想い出にこびり付いた雲が青く揺れる
【附着在回忆里的云翳蔚蓝地摇曳】

セロを弾いている
【演奏着大提琴】

***終わり***