吉他社

Dune

失われた眺め

あれから来なくなった広場で
枯れ葉に月日を想う
曇った空を水鳥が渡って行くのを眺めて
共に過ごした幾つもの想い出が心を駆け巡る
枯れ葉が風に回るように想い出が駆け巡る
何度もここへ来ては描いた
あの人のことが...
鳥よ空よ私は眺める...遠くの人
梵...鐘の音...
落ちた枝...涙
涙が...
ふいに思わぬ涙がとめどなく溢れて
溢れて