奥の奥から引っ張り出してきたノート
無造作に書かれたあなたの事
少しずつ忘れてたけどきっと
そん時は好きで好きでもう大変だった事
ごちそう並んだテーブルの上
何も欲しくないなぁ 心痛い
気が付けば時は経ち 朝を何度も迎え
いつも変わらない空に苛立った日もある
そんな過ぎてく日々を背負って
泣くことも知って大きくなる
奥の奥から引っ張り出してきたノート
無造作に書かれた「忘れないで」
ページ開いたらあの頃の街 時間 横顔 全て蘇った
かじかんでしまった夢の続きを
今もう一度あたため直します
あなたの願いが叶います様に
あたしの願いが届きます様に
嫌い嫌い嫌いと言い聞かせるかのよに
書き殴ると心が小さく欠けていった
そんな過ぎてく日々はさようなら
明日をおりこうに待ってみよう
奥の奥から引っ張り出してきたノート
無造作に書かれた「忘れないで」