朝が嫌いなはずだった 学校まで続く長い登り坂
後ろから君について行くとボディーガードにでもなった気がしてた
離れて ひとやすみしてる君に また追いつく
自転車をこいで ずっと一定距離保って
名前も知らないのに 君の事を考えた
どんな笑顔かも 声なのかも知らないのに
いつも考えた
ちょっとずつ暗くなる 家までのあの短い下り坂
君について行くだけで風になれる気がした
自転車をこいで あの角を曲がったら
別々になってゆく 風は終ってゆく
明日もあたしは きっと目覚ましより早く起きて
自転車をこいでく
自転車をこいで ずっと一定距離保って
名前も知らないのに 君の事を考えた
どんな笑顔かも 声なのかも知らないのに
いつも考えた