吉他社

射的

青空が渗んだ日

《青空が滲んだ日 》

歌詞by akira(bassist of scaryhoney)
大好きなUPLIFT SPICEのイチオシ曲。聞くたびに涙こぼれ落ち(;_;)

いつもと同じボックスに座り
どれくらいの時間が経ったのだろう
グラスのまわりの水滴が流れ落ちてゆき
同時に溢れ出したのは熱いものでした

いつものようにざわめいた店中の声たちが
二人の間に入れずにいて
君がふかした煙草がやけに苦くて
詰まった息が体中の力を奪うような
大きなため息となりました

今日ほどに青空が滲んだ日はありません
つないだ手の温もりも
涙に熱を奪われてゆきます
ただ瞼に焼きついているのは
確かに君の笑顔です

温度を保たれたこの場所は
喉をカラカラにしてゆきます
だけれどもぬるくなったコーラを
口へ運ぶことも出来ません
“別れる時は笑顔で別れたい”とそう思っていたんだけれど
幸せな内からそんな事を考えてた僕に
罰が当たったのかもしれません

今日ほどに青空が淋しかった日はありません
繰り返される自問自答を呑み込めずにいます
痛みに絞めつけられる胸の奥のほうで
君の笑い声が響いてます