涙流して激しく別れる方が
いつかきれいな想い出に出来る
部屋の電話は鏡のように冷たい
あの日好きだった雨が今日も降る
淋しさで誰かの淋しさを
包み込んでみたけれど
空っぽの胸の中吹き荒れる
青い嵐にまかれて
ジェラシーもつれたドラマの筋書き通り
一人黙ってこの街を出る
何故か大事な約束を忘れた君は
愛の迷路に閉じ込められたの
赤い造花は いつまでも枯れず今は
まるで終わった恋の亡骸さ
淋しさで誰かの淋しさを
包み込んでみたけれど
お互いの胸の中吹き荒れる
青い嵐にまかれて
ジェラシーからまる嘘の香りはもう捨てて
いつか好きだった歌にさよならさ